目的
ハイブリッドポリマーのマルチカラー化を可能ともするために、分子構造と官能基の設計とその合成が自由度が大きく、複雑な多段階反応を必要としない、スペーサー導入型ビス(ターピリジン)化合物の新しい合成方法の提供。
効果
本技術によれば、ビス(ターピリジン)化合物の分子構造や、官能基の導入の選択幅は拡がって、設計そして合成の自由度は大きく向上する。ビス(ターピリジン)化合物からのハイブリッドポリマーのマルチカラー化へも大きく前進することになる。
技術概要
本技術では、反応の原料化合物であるターピリジン化合物は、一般的には式(1)により表わすことができる。式(1)において、ピリジン環は、許容される数の官能置換基を有していてもよく、またこれを有していなくてもよい。符号A↑1は、スペーサー分子鎖としての炭化水素基を示している。スペーサー分子鎖としての符号A↑1は、脂肪族、脂環族、芳香族、あるいは複素環の各種の炭化水素基であってよく、たとえば、エレクトロクロミック材料としてのハイブリッドポリマーの合成原料としては、このA↑1は、フェニル基、ビフェニル基、トリル基、ベンジル基等の各種のアリール基や複素環基であることが好適に考慮される。符号Xのハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子が例示される。