適用製品
光マニピュレーション、原子トラップ等の光学分野等に有用な光渦レーザービーム発振方法に適用する。
目的
特定の構成を有する共振器内において特定の共振条件下でレーザービームを発振させる光渦レーザービーム発振方法を提供する。
効果
広い波長範囲で、高出力の光渦レーザービームを高い生成効率で発振でき、共振器から直接発振することが可能になる。
技術概要
固体レーザー媒質3と、固体レーザー媒質3を挟む2枚のシリンドリカルレンズ6、7を、反射ミラー1と出力ミラー2とを具備した光共振器A内に配置し、励起光源(レーザーダイオード5)からの励起光4によって固体レーザー媒質3を光励起することによりレーザービームを発振させるに際し(図)、光励起により固体レーザー媒質3内に熱レンズ8を形成させ、かつ熱レンズ8と2枚のシリンドリカルレンズ6、7と光共振器Aとで高次モードに対して式(fは熱レンズの焦点距離;L↓M↓1は反射ミラー側の共振距離、R↓M↓1は反射ミラーの曲率半径;L↓M↓2は出力ミラー側の共振距離、R↓M↓2は出力ミラーの曲率半径;L=L↓M↓1+L↓M↓2−L↓M↓1・L↓M↓2/f)で表される共振条件を満足させ、低次モードに対しては共振条件を満足させないことにより、高次モードのレーザービームの位相を90度変化させつつ、高次モードのレーザービームを選択的に増幅、発振させる光渦レーザービーム発振方法にする。