目的
脳からの運動指令に関する信号の、直接の運動や言語を介さない実時間での検出を可能にする。
効果
頭皮上に電極を配置された人が考える運動指令に応じて運動指令信号を出力することができるので、コンピュータや機械装置の操作を手や言葉を介さずに実現することができ、しかも頭皮上に電極を配置する非侵襲の脳波計測技術を用いるので、開頭手術等のような侵襲性に関する問題を解決することができる。
技術概要
脳の、自発的な運動指令のための領域に対応して頭皮上に配置されて、脳波を検出する電極E↓1と、自発的な運動指令のための領域に対応する電極が検出した脳波から、自発的な運動指令に伴って発生する脳波を抽出する脳波抽出手段1、2と、脳波抽出手段1、2が抽出した自発的な運動指令に伴って発生する脳波のパワーを検出する脳波パワー検出手段3、4、5と、脳波パワー検出手段3、4、5が検出した自発的な運動指令に伴って発生する脳波のパワーが所定の指令閾値を越えて変化したか否かを識別し、前記自発的な運動指令に伴って発生する脳波のパワーが前記指令閾値を越えて変化した場合に運動指令があったものと判断する運動指令判断手段6と、運動指令判断手段6が運動指令があったものと判断した場合に運動指令信号を出力する運動指令出力手段と、を具える、脳波−運動指令変換装置である。
改善効果1
通常の自発的な運動指令に伴って発生する脳波活動を用いるので、四肢の運動機能が残存しない患者に対して適用できないという問題および人間の運動指令に対して発生する時間遅れに関する問題を解決することができる。