目的
これまでに同定されていないケイ素吸収に関与する遺伝子を同定し、その遺伝子の利用方法を提供する。
効果
ケイ素吸収に関与するポリペプチドを、発現させるまたは発現を抑制することによって、ケイ素吸収が促進または抑制された形質転換体を生産することができる。従って、ケイ素蓄積量を増加させることにより、植物に病害および虫害などの種々のストレスに対する耐性(抵抗性)を付与し、生育を促進させた形質転換体を生産することができる。
技術概要
(a)配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(b)配列番号2に示されるアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、または付加されたアミノ酸配列からなり、根からケイ素を吸収する活性と根から地上部へケイ素を輸送する活性とを有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(c)配列番号1に示される塩基配列からなるポリヌクレオチド;(d)(1)配列番号1に示される塩基配列からなるポリヌクレオチド;(2)配列番号1に示される塩基配列と相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチド;のいずれかのポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、根からケイ素を吸収する活性と根から地上部へケイ素を輸送する活性とを有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを発現可能に導入するケイ素吸収が促進された形質転換体の生産方法である。又は、所定のポリヌクレオチドの発現を抑制するケイ素吸収が抑制された形質転換体の生産方法である。
改善効果1
ケイ素蓄積量を減少させることにより、植物体をやわらかくし、家畜飼料やバイオマス燃料用の原料資源として利用できる形質転換体を生産することができる。