目的
RSA及びパスワードに基づく相互認証のための新たな方式の提案を目的とする。
効果
認証に要する通信時間を劇的に短縮することができる。
技術概要
サーバにおけるマスター鍵の計算は、サーバ自身が生成するRSA秘密鍵(d,N)と、サーバ自身に属する記憶装置に格納される認証データに基づいて行われる。一方、クライアントにおけるマスター鍵の計算は、サーバから送信される情報Uとクライアント自身が生成する乱数に基づいて行われる。 この方式によれば、サーバはクライアントから送られてくる情報に関係なく、マスター鍵の計算を行うことができる。したがって、サーバは、クライアントとの通信を行なう前に(たとえばクライアントからの認証要求を受ける前に)、事前にマスター鍵の計算を済ませておくことができる。 これにより、クライアントと通信して認証処理を行う時点における、サーバの処理を少なくすることができる。また、この方式によれば、クライアントとサーバの間の通信量を少なくすることができる。これらの利点は、特に、この方式を匿名認証方式に応用したときに顕著に現れる。