適用製品
経口投与される薬物の胃粘膜への作用を評価する方法および評価するためのキット
目的
インビトロで行うことができる経口投与される薬物の胃粘膜への作用を評価する方法および評価するためのキットを提供する。
効果
インビトロで行うことができる経口投与される薬物の胃粘膜への作用を評価する方法および評価するためのキットが提供され、例えば、副作用として胃粘膜障害を引き起こす可能性があるかどうかを簡便に見極めることが可能となり、この方法およびキットは、胃粘膜障害のない薬物をスクリーニングする場合などに採用しうる。
技術概要
経口投与される薬物の胃粘膜への作用を評価する方法であって、非ヒト動物の正常胃粘膜上皮細胞を発癌性物質の存在下で培養して形質転換させてなる癌様変異株に評価対象薬物を添加し、癌様細胞株のプロトンポンプの発現量の増加の程度を指標にして行う方法である。また、非ヒト動物の正常胃粘膜上皮細胞を発癌性物質の存在下で培養して形質転換させてなる癌様変異株に評価対象薬物を添加し、癌様細胞株の4−ヒドロキシ−2−ノネナール修飾蛋白質の生成量の増加の程度を指標にして行う方法である。また、正常胃粘膜上皮細胞が独立行政法人理化学研究所細胞バンクに細胞番号RCB0876として寄託されているRGM−1細胞株である方法である。また、癌様変異株が独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センターに受託番号FERM P−20489として寄託されているRGK−1細胞株である方法である。図1はRGM−1細胞株の顕微鏡写真、図2はRGK−1細胞株の顕微鏡写真を示す。