適用製品
蛍光分析、偏光分析に用いる検出感度の高い、ナノ構造体を有する光学素子
目的
基板表面にナノオーダーの微細な凹凸面のナノ構造を有する光学素子用成形型を、生産性の高いドライプロセスのみで、簡単な工程により作製する製造方法を提供する。
効果
大面積で且つ複雑な自由曲面を持つ基板表面に、均一に安定してナノ構造体を有する、バイオや医療に用いる高感度センサーチップを安価に製造することができる。
技術概要
基板2上に1層以上のエッチング転写層3を形成し、その上に半球状の島状微粒子生成用の薄膜を形成させる。この薄膜を、熱反応、光反応、ガス反応等のいずれか、またはそれらの複合反応を用いて、その物質の凝集作用、分解作用、または核形成作用を生じさせ、半球状の島状微粒子5を複数形成させる。この複数の島状微粒子5を保護マスクとしてエッチング転写層3及び基板2を反応ガスによって順次エッチングして、基板2の微細な表面に錐形状のパターンを形成させ、微細な凹凸面(ナノ構造型面)を有する光学素子用成形型を製造する。薄膜4は、銀、金、白金、パラジウム、タングステン、ビスマス、テルルなどを主成分とする酸化物、窒化物などを用い、熱反応、光反応、ガス(例えば、CF↓4、CHF↓3、CH↓4、CF↓6、H↓2、CO等)の分解反応等をパラメータとして、材料の凝集反応、核形成反応をさせて、島状微粒子5の平均粒径を5〜1000nmとする粒径や間隔を制御するのが好ましい。