目的
従来運搬だけであった車椅子の機能を向上させる。それによって主に移し替え作業の負担軽減と介護空間を有効活用する
効果
介護従事者の肉体的負担の軽減とそれに合わせて介護に必要な空間の有効活用並び金銭的軽減が効果として期待できる。自宅等においても、介護作業の一部(トイレ介助や介護ベッドへの移し替え作業等)を負担軽減することができる。また車椅子以外の福祉用品の機能も向上する効果が期待できる。
技術概要
座椅子部分と台車部分が脱着分離することができる車椅子であって、前記車椅子の前記座椅子部分のみを持ち上げる構成を設けて、固定設置しているトイレ、ベッド及び機械浴の各一部分とも脱着分離できる座椅子脱着式車椅子である。その分離方法としては昇降機能付き運搬装置を用いて持ち上げ分離することを特徴とする座椅子脱着式車椅子。昇降機能付き運搬装置を用いることによって、移し替え作業が容易(座面自体並びに昇降機能付き運搬装置がマルチに活躍)になる。既存品は各介護用品毎に専属の移し替え機械が設置しているが、本件はその移し替え機械を統一する内容になる。
改善効果1
座面部分が昇降機能付き運搬装置を用いて分離することで、介護用品毎(介護ベッド、機械浴、トイレ等)への移し替え作業が大幅に軽減(特に人員数が少数)される。また昇降機能付き運搬装置を用いることで、一部利用者の着脱衣作業も軽減される。よって自宅や公共施設等においても、介護作業の一部(トイレ介助や介護ベッドへの移し替え作業等)を負担軽減することができる。
改善効果2
従来は介護用品毎(介護ベッド、機械浴、トイレ等)に運搬等の補助具が付いていたが、昇降機能付き運搬装置を用いることで、個別の介護用品で設置している移し替え設備が統一されることから不要となる。また移し替え作業で必要な空間(各介護用品専属の運搬機設置場所も込)も含めて、新たに有効活用(トイレや寝室等の広さ)できる。併せて福祉車両のテールゲートリフト等(玄関等スロープ設置も込)も不要。また昇降機能付き運搬装置自体は汎用性があるので、使いまわしや交換も迅速である。
改善効果3
改善効果1並び2によって、介護に伴う施設等の金銭的費用自体も軽減できる。何れにしろ車椅子を使用する介護者の人数(介護度も含めて)は時間と共に増加する動きであるので、人員増員となるとコストアップとなるが、量産化の流れになれば逆にコストダウンにもつながる。
アピール内容
発想のきっかけになったのは、本件と同じように座椅子部分と台車部分が分割するベビーカーになります。ベビーカーの座椅子部分を人間の手で脱着して、ベビーベットやチャイルドシートに取り付けられることをヒントにしたものです。人間の手を昇降機能付き運搬装置に置き換えたものになります。車椅子が生まれてから数百年経過して、車椅子自体の進化(軽量や折り畳み、電動等)は極めつつあります。そろそろ次の段階(新たな負担軽減策を取り込む)に発展する時期にきたのではと考えております。また今後は老々介護や介護者の人数(介護度も含めて)は時間と共に増加も視野に入れる必要があるために、更なる少人数での介護も考えております。ただ最初は、介護福祉の専門施設や病院がメインになるかと思います。
特許権実施許諾:
可
実施権条件:
内容によっては好条件で応じることも可能です