目的
ニトロプルシドが放射線障害を防護する作用機序を解明し、その作用機序に基づき、ニトロプルシドの好適な投与態様や、新たな用途を提供する。
効果
本発明によれば、効果的に、放射線により減少した造血幹細胞数及び前駆細胞数の回復を図ることができる。また、本発明によれば、小腸幹細胞の放射線誘発アポトーシスを効果的に抑制することができる。従って、本発明の剤は、造血機能や免疫機能の障害を伴う放射線障害、小腸機能の障害を伴う放射線障害の予防や治療に有用である。
技術概要
ニトロプルシドまたはその薬理学的に許容される塩を含有する、放射線誘発小腸幹細胞アポトーシス抑制剤であって、放射線が、X線、γ線、β線及び電子線からなる群から選択されるいずれかである、剤。
ニトロプルシドまたはその薬理学的に許容される塩を含有する、腸管放射線障害防護剤であって、放射線が、X線、γ線、β線及び電子線からなる群から選択されるいずれかである、剤。