目的
津波、洪水、高潮対策用の避難部屋付き建築構造物を提供する。
効果
一見、沿岸部は過疎で、マンションとかの建築物、住宅需要がなさそうであるが、津波避難部屋付きマンションとなれば資産価値も評価される。低層建物でも津波に有効である。津波に呑みこまれるとまず助からないという恐怖、先入観、固定観念を一掃できる。そんな対策などあり得ないというあきらめが一変、助かるという望みがあるならば、生き抜くという意欲が湧いてくる。いつ襲われるか分からない津波への恐怖が取り除かれる。反射的に、自主避難ができる。
技術概要
「津波、洪水、高潮時に建物が水没しても生存できる避難部屋を堅固な建物に有し、上に凸の空間を囲う非密閉構造体とし、水没中の生存必要空気量を保持する容積を有し、建物の構造骨組みとなる柱、梁や壁、スラブを利用し建物と一体構造とする避難部屋を建物の最上階の全部、または一部に設けた建築構造物であって、最上階に至る1階下の共用階段部またはその途中の折り返しの踊り場から上を、階段側面の側面立壁と、階段踊り場から階段昇りステップ部までにおける階段全幅で遮断する前面立壁とで最上階の避難部屋の床部開口までを囲い、前記前面立壁にドア扉を有する出入口を設け、最上階に至る1階下の階段部を保護避難空間部としたことを特徴とする避難部屋付き建築構造物」
アピール内容
急襲する津波には、屋上の避難部屋に昇る一歩手前の階段部を、側壁で囲い、ステップ部に開閉扉を設けて上奥を避難空間とし、最後の息切れ寸前の最上階への到達を楽にする。高齢者の避難にはこのような一工夫がありがたいもの。