目的
南海トラフ巨大地震による津波は、5分で到達し10mの高さである。避難所まで逃げる時間猶予がない。急襲する津波、洪水、高潮対策として避難部屋を有する建築建造物を提供する。
効果
一見、沿岸部は過疎で、マンションとかの建築物、住宅需要がなさそうであるが、津波避難部屋付きマンションとなれば資産価値も評価される。低層建物でも津波に有効である。津波に呑みこまれるとまず助からないという恐怖、先入観、固定観念を一掃できる。そんな対策などあり得ないというあきらめが一変、助かるという望みがあるならば、生き抜くという意欲が湧いてくる。いつ襲われるか分からない津波への恐怖が取り除かれる。反射的に、自主避難ができる。
技術概要
津波に呑み込まれても助かる方法は、嵐の中の転覆船の生存者にヒントがある。水中でも生存できる上に凸の避難構造体を造ることである。急襲する津波には一刻の猶予もない。漂流物の激流に耐えなくてはならない。人は、1日のうち、半分を建物の中で過ごしている。最も速く、身近な避難場所は建物内である。そこで、堅固な建物の中に構造骨組みの柱、梁や壁、スラブ8を利用し、一体化した避難部屋1を設けることで、水中でも浮き上がらず、流されず、漂流物の直接衝突を避け、転倒も免れることができ、津波の水没継続時間に対する必要空気量の容積分を確保することで、津波で水中となっても生存できる。
アピール内容
巨大津波で1階〜6階建のマンションが水没しても生存できる。建物の骨組みの柱、梁、壁を一体利用して、居室内に避難部屋を設けるもので、外に出ることなく迅速に避難できる。ベランダに設けると居住面積が減らない。既設、新設を問わず耐震性も向上する。画期的、沿岸地域のマンション建設が一気に促進される。