目的
優れたACE阻害活性を有し、副作用・毒性などのおそれがなく、安全性が高く、豆類の形状をそのまま保持するにも拘らず、消化吸収性が高く、日常の食事として摂取可能であって、摂取者は食事以外のものを改めて摂取するという負担を負うことがなく、抗高血圧効果を得ることができる食品用豆類の製造方法や食品を提供する。また、廃棄物を生じさせることなく、可食部を総て利用し資源の有効利用を図ることができ、近年のゼロエミッションに即し、簡便で安価な食品用豆類を得ることができ、大量生産を可能とする食品用豆類の製造方法を提供する。
効果
本発明を用いて得られる食品用豆類や食品は、優れたACE阻害活性を有し、副作用・毒性などのおそれがなく、安全性が高く、豆類の形状をそのまま保持するにも拘らず、消化吸収性が高く、日常の食事として摂取可能であって、摂取者は食事以外のものを改めて摂取するという負担を負うことがなく、抗高血圧効果を得ることができる。また、本発明の食品用豆類の製造方法は、廃棄物を生じさせることなく、近年のゼロエミッションに即し、可食部を総て利用し資源の有効利用を図り、簡便で安価な食品用豆類を得ることができ、且つ大量生産を可能とする。
技術概要
苦味を抑制した抗高血圧作用を有する食品用豆類の製造方法であって、
豆類の種皮を損傷する種皮損傷工程と、
種皮を損傷した豆類に、リン酸緩衝液に溶解したペプチド結合加水分解酵素と共に、ペプチド結合加水分解酵素に対して0.05質量%以上100質量%以下のホスファチジン酸及びリゾホスファチジン酸から選ばれる何れか1種又は2種を接触させる酵素接触工程と、
減圧または加圧処理によりペプチド結合加水分解酵素と共に、ホスファチジン酸及びリゾホスファチジン酸から選ばれる何れか1種又は2種を内部に導入する酵素導入工程と、
内部に導入したペプチド結合加水分解酵素により、Ile−Tyrの含有量が食品用豆類100g中に0.1mg〜100mgになるようにペプチド結合を分解する酵素反応工程と、
ペプチド結合加水分解酵素を加熱により失活させる酵素失活工程と、
を含むことを特徴とする食品用豆類の製造方法。