目的
ダムの堰堤近くに堆積する沈澱物を放流水と共に、ダム外に放流することにより、ダム内堆砂の低減、汚泥の腐敗を防止する。
効果
@ 高水深ダムに至るまで、堆砂や汚泥を無動力で排除できます。
A 従来の排砂ゲート放流(底抜き)のような一時大量放流でなく、洪水時に合わせた自然な放流で排砂出来ます。
B 下流域への特別な負担が掛りません。
C 下流河川、海浜への流砂の供給や、水生生物への栄養、ミネラルの供給が自然に行えます。
D 設備がシンプルで、回動部品がまったく無く、ランニングコストが掛りません。
E 既設ダムにも施工できます。
技術概要
従来のダムでは、洪水時の放流が、ダムの堰堤上部を開削した放流ゲートから、ダムの表層水を放流する形で行われていますが。
本件システムでは、放流ゲート下を通してダム外に開口させた、揚水放流管をダム内壁面に沿わせて下方に延伸し、ダム内底面近くに開口させます。
洪水時に放流ゲートを閉止して一定の水位差を得ることや、サイフォン排水で自然にダム深部水を揚水して放流されるようにします。
揚水放流管は水位差に応じた流速で、ダム内深部水を砂や汚泥を伴って吸引し、ダム外下流に放流します。
揚水放流管がどのような砂礫まで揚送できるか、吸泥口が閉塞すること無く効果的に吸泥を行なう構成、等の安定吸水吸泥に関する技術。
又、既設ダムに施工する場合に必要になる、堆積土砂の掘進機能など、サンドポンプと揚泥装置製造50年余の実績経験が生かされます。
改善効果1
洪水時に自然に近い形で排泥放流が行える。
改善効果2
ダム下流流域への負担が無いばかりでなく、自然の回復に寄与する。
改善効果3
ランニングコストをほとんど必要としない。
アピール内容
ダムは、水処理装置の沈殿槽と同じであり、上流からのほとんどの流入物を沈殿させてしまい、下流河川や海に必要な流砂や水性生物に必要な山のミネラル、有機物をストップしてしまいます。
ダムは自然に堆砂や泥土で埋没してしまい貯水容量を失い、新にダムを新設する場所はそれほど多くありません。
水問題は地球規模であり、水の争奪戦争も心配される時代です。
このような時に、気づかされた者として本件アイデアを提案させて頂きます。
このような事に賛同頂ける方の御協力をお願いします。
本件の他に、ダムの堆砂問題の本格的低減解決に寄与できる別途システムも提案しております。