放射線線量計および放射線線量計算プログラム

開放特許情報番号
L2009004239
開放特許情報登録日
2009/6/26
最新更新日
2011/7/29

基本情報

出願番号 特願2008-536391
出願日 2007/9/26
出願人 国立大学法人北海道大学
公開番号 WO2008/038662
公開日 2008/4/3
登録番号 特許第4766407号
特許権者 国立大学法人北海道大学
発明の名称 放射線線量計および放射線線量計算プログラム
技術分野 電気・電子
機能 検査・検出
適用製品 放射線線量計
目的 放射線吸収線量をコンピュータにより検出するためのプログラムおよびそのプログラムを記録した媒体を提供する。
効果 電離放射線によってシンチレータ内部での光電効果による発光がほとんど生じないシンチレータからの発光が、所定のしきい値を超える発光強度に於いて生じるイベント数を計数することによって、吸収線量に変換している。従って、比較的小さなシンチレータを利用して、かつ比較的簡単な回路を利用して広範囲の電離放射線量を検出することができる。
技術概要
放射線線量計は入射してくる電離放射線によって発光するシンチレータと、このシンチレータからの出力である光を電流に変換する光電気変換器と、この光電気変換器からの出力について、その強度が所定のしきい値以上のイベント数をカウントするカウンタと、このカウンタによるカウント値を、各イベントの発生頻度が、イベントの光強度が大きくなるに従って、指数関数的に減少するという関係に基づいて、吸収線量に変換して吸収線量を求める吸収線量算出部と、を有する。シンチレータ10からの入射電離放射線に対応した発生した光は、光ファイバ12を介し電子増倍管14に供給され、電気信号に変換される。この電気信号は信号増幅回路16で増幅され、ディスクリミネータ18で所定以上の強度の発光イベントが弁別されて、これがカウンタでカウントされ、カウント値がコンピュータ22に供給される。シンチレータ10は、例えばプラスチックシンチレータで構成され、X線、ガンマ線などの電離放射線を光に変換する。コンピュータ22は、発光強度と、発光イベントの回数に指数関数的関係があることに基づき、カウント値を吸収線量に変換し、吸収線量を検出する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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