出願番号 |
特願2008-502845 |
出願日 |
2007/3/1 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
WO2007/100052 |
公開日 |
2007/9/7 |
登録番号 |
特許第4423432号 |
特許権者 |
国立大学法人 北海道大学 |
発明の名称 |
セルロースの加水分解および/または加水分解物の還元用触媒およびセルロースから糖アルコールの製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
セルロースの加水分解および/または加水分解物の還元用触媒 |
目的 |
セルロースを前処理することなく利用でき、触媒と生成物の分離が容易であり、かつpH調整、酸・アルカリの中和、触媒再使用時の活性化が不要な、セルロースの加水分解・水素化による糖アルコール製造用の触媒、およびこの触媒を用いたセルロースから糖アルコールの製造方法を提供する。 |
効果 |
セルロースを原料として糖アルコール(ソルビトールとマニトール)が直接合成できる。糖アルコールのうち主成分はソルビトールである。また、触媒のうち、担持PtおよびRu触媒が高活性を示す。この触媒によって初めてセルロースの反応が可能となる。無機酸化物担体のなかで、固体酸性を示すものが高活性を与える。分離した触媒はそのまま再使用できる。活性化処理は必要ない。 |
技術概要 |
固体担体に8〜11族の遷移金属が担持されたセルロースの加水分解および/または加水分解物の還元用触媒である。この触媒では、固体担体は、少なくとも一部が多孔質材料からなり、固体担体は、少なくとも一部が無機酸化物からなり、固体担体は、少なくとも一部が酸性を示す材料からなり、さらに、固体担体は、少なくとも一部がシリカ、アルミナ、シリカーアルミナ、ゼオライト、チタニア、ジルコニア、活性炭から成る群から選ばれる少なくとも1種であり、また、固体担体が粉体状、粒子状、穎粒状、ペレット状、ハニカム構造、押出し型、リング状、円柱状、リブ押出し型、リブリング状を呈する。また、遷移金属が、白金、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、ニッケル、コバルト、鉄、銅、銀および金から成る群から選ばれる少なくとも1種である。この触媒の存在下、かつ含有雰囲気であり、かつ加圧下で、セルロースを加水分解し、かつセルロースの加水分解物を還元することを含む糖アルコールの製造方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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